ライブレポート
2013年10月11日

The Family Social 無事終えました

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サウンドチェック中

遅くなりましたが無事フェスに出演してきました。私達The Waitsはトップバッターだったのでお客さん少ないだろうなと思ってましたが、サウンドチェック(演奏しない音確認だけのリハーサル)時には開場して間もないのに思ったよりも人がいました。そして本番時にステージ裏でスタンバイしてたら、司会の人のバンド紹介で拍手が沢山聴こえてきたのでお客さんがもっと増えてるのがわかりました。無名バンドにも暖かい声援を送ってくれてありがたかったです。

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セットリスト

私の近くにあった演出用のスモークマシーンからの風が寒くて、手が徐々にかじかんできたので暖めないとやばいなと思ってたんですが(ピロリロリンと速く弾く曲が苦手で不安だった)、本番が始まると照明も当たるし集中してテンションも上がってるので寒さを感じる間もなく一時間があっという間でした。それと大きいステージならではのモニタリングの難しさも経験出来て勉強にもなりました。

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メインステージだったので嬉しい

みんなで前に出て行く気持ちで演奏出来たと思います。友達やメンバーの家族にも好評でホッとしました。イベント関係者にも好評だったそうです。

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The Brand New Heavies

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Shapeshifters

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Sister Sledge

出番が終わった後は他の皆さんのライブを観て楽しんでましたが、日が暮れると寒くて身体が冷えたのでウォッカ飲んだら一気に疲れが出て眠くなってしまい、トリのアースウインド&ファイア・エクスペリエンスも観たかったけど帰路につきました。またバンドとライブの楽しさを味わわせてもらえて思い出に残る一日でした。

2013年09月24日

再度フェスに出演します

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先週のロンドンでのギグうまくいきました。平日の夜10:30に出番という遅い出演にも関わらず来てくれた人達がいて嬉しかったです。女性ボーカルのヴィッキーちゃんが今回が最後という事だったので、いいライブをして送り出せるように皆で気合い入れました。演奏に一体感があって良かったと思います。

そしてまたフェスに出ることになりました。今回はより大きな規模でケント州のメイドストーンという所で行わるザ・ソーシャルという野外フェスティバルです。ブラン・ニュー・ヘヴィーズやアース・ウインド・アンド・ファィアー・エクスペリエンスなどのオープニングアクト枠で出演します。こういう機会はなかなか無いでしょうしいい経験になると思います。

The Social Web Site

今回は持ち時間が一時間ほどあるので曲を多めに準備する必要があり、新参者の私は大変ですが頑張って準備してます。まあ何とかなるでしょう(笑)。楽しんできますよ!

2013年09月14日

来週ロンドンでギグ出てきます

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ニック氏のドラム

報告が遅くなりましたが(きっついインフルにやられてました)先日のフェス楽しかったです。最高の天気だったので演奏しながら風が気持ちいいーとか思ったり言ってみたりしたかったんですけど、目の前が芝生のメインステージと違ってアコースティックステージはテント小屋の中での演奏だったので野外感は微妙でした。

その後もっと小さなテントでもう1ステージ演奏する事になったので、マイUKステージデビューはいきなりダブルヘッダーになりましたが楽しい一日になりました。もっと色んなフェスに出てみたいです。

さて、来週ロンドンのThe Good Shipというライブハウスでキーボード弾いて来ます。頑張ってきますよ!

The Waits@The Good Ship, 18th September 2013

2006年02月07日

20060207@渋谷PLUG

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1.静かな夏
2.After Taste
3.Ame
4.Metro
5.Sakura
6.Summer alone
7.街

写真─Junichi

近日アップ予定

2004年03月27日

20040327@下北沢BIG MOUTH

20040327@下北沢BIG MOUTH
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1.Art Forum
2.Transparency (bossa version)
3.春の眠り
4.スロウ・スターター (fast version)
5.Life
6.Ame

★全曲とも、泉輝紀と大樹氏の共同アレンジ

泉輝紀にとって、下北沢BIG MOUTHでのライブは2ヶ月ぶりとなる。今回は「アコースティック・トライアル」と銘打ち、前回の渋谷PLUGでの「エレクトロニック・トライアル」とまさに対極の試みとなる。近年、コンピューターを併用したライブ活動に取り組んできた泉にとっては、初めてのアンプラグドのライブである。ギターにアジアサンライズの大樹氏を迎え、全曲とも彼との共同アレンジによって、いつもと全く異なった表情をもつ曲の数々を聴かせてくれた。大樹氏はパワフルなボーカルと躍動感溢れるギターサウンドに定評のある実力派シンガーソングライターである。

会場のBIG MOUTHは、いつの間にかカウンターの位置が変わっていて、よりゆったりとくつろぐことのできるアットホームな空間になっていた。こぶりなライブハウスであるが、観客とミュージシャンとの密接な距離感が嬉しい。大樹氏とのコラボレーションというのも手伝ってか、会場は満員状態であった。

1.Art Forum
泉の楽曲は噛めば噛むほど味の出る「スルメ」系の音楽である。一聴しただけではなかなかその曲の本当の良さは理解できない。逆に何度も聴くことで、メロディーメーカーとしての彼の楽曲がいかに洗練されているかがはっきりと理解できるのである。この「Art Forum」は1stアルバム「New World」のラストを飾る曲である。今回のアレンジは、きっとはじめて聴いた人に対しても、すんなり受けいれることのできる、人間的な暖かさを兼ね備えていたのではないだろうか。これぞアコースティックの醍醐味である。身体に直接語りかけて来るようなギターの旋律…。大樹氏が奏でる伸びやかなギターの存在感に驚かされた。(作詞─Keiichi Kumakura氏)

2.Transparency (bossa version)
1stアルバム「New World」収録曲。原曲は空中を舞い、海原を突き抜け、水面へと吸い込まれていくような透明感あふれるアレンジに対して、今回は南国の香り漂うボサノバ風のアコースティック・アレンジに仕上げていた。ここまでのアレンジの変化を大胆にやってのけてしまう、泉と大樹氏の音楽の感性には脱帽させられる。どのようなバリエーションのアレンジに仕上げてもしっかりと作曲者の芯の強さが残っているということは、それだけもともと丁寧に作り込まれた楽曲であるといえよう。のんびりと心地よいボーカルとギターの音色に、身をゆだねて聴いていた。(作詞─Keiichi Kumakura氏)

3.春の眠り
前回の渋谷PLUGと基本的には同じ弾き語りスタイル。「ギターとの絡みを考慮して、ピアノの音数を半分に減らした。いい『間』が出来て緊張感を高める効果があったと思う」とのこと。激しい展開をする曲が多い中、この曲は、4小節のコード進行をリピートさせることで、シンプルにじっくりと味わい深く聴かせることに成功している。人間の「鼓動」のような身体的なリズムによる安堵感を得ることができた。(作詞─Keiichi Kumakura氏)

4.スロウ・スターター (fast version)
マキシシングル「レッド・スカイ」の3曲目。この日のライブの目玉の一つ。ダウンテンポの曲が続く中での攻撃的な曲。原曲はとてもダークで緻密なアレンジに仕上がっているのだが、この難しい曲をよくここまでアコースティックに落とし込んだものだと感心させられた。スピード感のあるギターとエレピの掛け合いが、とても楽しい。大樹氏の迫力あるギターのカッティングなしでは、このアコースティックの「スロウ・スターター」は、完結し得なかっただろう。泉と大樹氏の化学反応が如実に感じられた曲である。

5.Life
前回の渋谷PLUGでプレイしたアレンジ、Arpeggio version に沿ったもの。ギターアルペジオの音階は原曲でのベースラインとほぼ同じである。特にこの曲は、映画音楽でも聴いているかのような、情景豊かなイメージが広がってゆく。彼自身はこのバージョンを「日本昔ばなしバージョン」と呼んでいるそうである。「夕暮れの山道をトコトコ帰るような和のイメージも似合うと思う」とのこと。

6.Ame
泉と大樹氏によるコラボレーションの最後の曲は、代表曲の一つである「Ame」。この曲は通常のライブの弾き語りに沿ったものである。「エンディングの『雨音が消えないうちに』と繰り返し歌うパートは、大樹さんのアイディアで徐々にマイクから離れて行って、最後は地声のみを聴かせるようにした。自分には無い発想で新鮮だった。」とのこと。よりリアルに「Ame」に描かれている世界を味わうことができた。

泉輝紀と大樹氏によるコラボレーションは泉の新しい局面をのぞかせた。泉のしっとりとした声とエレピのサウンドは、どこかさみしくもあり、まるで「月」のような繊細さであり、優しく静かな輝きを放っていた。一方、大樹氏の熱いギターサウンドは、まるで灼熱の「太陽」を思わせ、強く激しい輝きを放っていた。そんな「月」と「太陽」が一つになる瞬間に、心地よく琴線が揺さぶられ続けた、一夜の出来事であった。

文─今東淳雄

2004年03月09日

20040309@渋谷PLUG

20040309@渋谷PLUG
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1.レッド・スカイ [pc]
2.LlFE (arpeggio ver) [pc]
3.春の眠り
4.To The New World (ultra delay version) [pc]
5.SLOW MOTION (ti version) [pc]
6.スロウ・スターター (live version) [pc]
7.Ame

このライブは「エレクトロニック・トライアル」と銘打って、泉輝紀が最も得意とする打ち込み系のサウンドを前面に押し出した攻撃的なライブとなった。渋谷PLUGは渋谷西武に面したマクドナルドの地下2階にある。地下へ潜っていくかのように階下へ。都会の人ごみから遮断され、開放される気持ちになる。渋谷PLUGはクラブっぽい雰囲気を持ち合わせるライブハウスで、照明が暗く、天井が高く居心地の良い空間であった。

1.レッド・スカイ[pc]
今年1月に発売されたマキシシングル「レッド・スカイ」のタイトル・チューン。CDのアレンジと比べると、曲の始まりからアレンジを大胆に変えていたのに驚いた。デジタルサウンドとエレピとパーカッションとが心地よくシンクロする。曲の中盤あたりからは、歌声も、パーカッションも、より強く、より激しくなっていく。激しく絶叫する部分も聴き所。赤い空がだんだん濃く染まっていく心象イメージをサウンドアレンジで表現させた意欲作。

2.LlFE (arpeggio ver) [pc]
1stアルバム「New World」収録曲。渋谷PLUGの洒落た雰囲気にマッチする不思議なアレンジ。本人いわく「アルペジオアレンジ」。「アルペジオ」とは、ある和音を分散して出す事で、メロディーに合わせた細かい表現やコードで弾くのとは違った音の深みを出す事ができる。アコーステックギターの旋律を絡ませているものの、いわゆる単なるアコースティックバージョンではなく、ちょっとダークで、ほろ苦い味わいのアレンジに仕立てていた。

3.春の眠り
アルバム未収録。しっとりと春の息吹を感じさせる一曲。暖かい日が続く東京の3月にあわせたかのような、美しいエレピの弾き語り。さわやかで美しい歌声に、Atsu氏のパーカッションが優しく反応する。何かと鬱っぽくなりがちなこの世界に、風が窓から吹き込んでくるような新鮮な気持ちにさせてくれた。(作詞─Keiichi Kumakura氏)

4.To The New World (ultra delay version) [pc]
1stアルバム「New World」のタイトルチューン。原曲とは全く異なるアレンジ。泉が最も得意とするデジタルサウンドを露骨なまでに、攻撃的に聴かせる一曲。ダンスミュージック、テクノにカテゴライズされるであろうリミックス。彼の作品にはダウン・テンポの楽曲が多く、常にデリケートな音作りを大切にしているため、先鋭的なデジタルサウンドをあえて封印しているかのようにも見受けられたのだが、この曲ではそうした既成概念を打ち破るかのごとく、彼のアレンジャーとしての「遊び心」が実にのびのびと発揮されていた。

5.SLOW MOTION (ti version) [pc]
この曲は泉輝紀の師にあたる辻睦詞・渡辺善太郎のユニット、「Oh! Penelope」(以下、オーペネ)に楽曲提供された作品をセルフカバーしたもの。オーペネはその前身のバンドである、「詩人の血」のメンバーであった辻・渡辺の両氏によって結成された。1997年,オーペネは惜しまれつつ解散するが、この曲はラストアルバム「Milk & Cookies」に収録されている。オーペネ・バージョンとは一味違った、優しく暖かみのある歌声とサウンドアレンジに仕上がっている。

6.スロウ・スターター (live version) [pc]
マキシシングル「レッド・スカイ」の3曲目。最近のライブで、2度ほど、このライブ・バージョンのアレンジで演奏している。人工的で無機質とも思えるものと人間味あふれる暖かさ…。泉はこの相反する二つを、大胆に結びつける音楽的実験を果敢に推し進めているように見受けられる。特に今回演奏した、「レッド・スカイ」「To The New World」「スロウ・スターター」などはその点で、新たなる音楽的価値を見いだそうとしている彼の姿勢をはっきりと感じ取ることができた。

7.Ame
1stアルバム「New World」収録曲。味わいのあるダウン・テンポで,僕の大好きな曲の一つ。身近で素直な詞がもつ力強さ、語りかけてくるような歌声とメロディ…。なぜか懐かしくて切ない気持ちへと誘ってくれる。美しく強く響いていた。泉の美意識と人間性が如実に反映されたデリケートな曲。(作詞─Hirono氏)

段差のあるステージで見る泉輝紀のライブもまた、なかなか迫力がある。彼の洗練された電子系サウンドは、渋谷PLUGのダークな雰囲気とぴったり。特筆すべきは演奏時のライティングの美しさである。事前に色などの指示を自身で行ったそうであるが、楽曲のイメージに実にうまく呼応していた。

文─今東淳雄