アートフォーラム
2008年03月10日

オスカル・ムニョス@森美術館

最近は美術館ネタが続いてるので、まとめてART FORUMのカテゴリーに入れました。

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こないだの土曜日、六本木ヒルズの森美術館に行ってきましたよ。

気に入った作品が沢山あったんですけど、中でもオスカル・ムニョスというコロンビア人の「メモリアル・プロジェクト」という作品に痺れました。二日経った今でもまだ余韻が。。。(笑)

どんな作品かというと、

ビデオモニターが5つ並び、それぞれが薄いグレーの石床のキャンバスを映している
その中の一つにオスカルさんが水を含んだ筆で人間の顔を描いて行く
完成すると別のキャンパスにまた別の人の顔を描く
先ほどの絵は水分がゆっくり蒸発して消えて行く

というのを繰り返す数分間のムービー作品でしてん。

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まずもってオスカルさんの絵の巧さが凄すぎ。あっという間に人間の顔になっていく。たまにチェ・ゲバラとか英雄系のポスターやTシャツなどで見かける写真のような、陰影だけで描いたようなタッチの絵なんですけど、専門用語では何て言う手法なんでしょ?ああ、もどかしいぜ、、、と思ってたら今いいページ見つけました。

まさにこの作品です。
注:リンク先に作品がなくなってます

後で図録を読んで知ったのですが、ここに描かれていた人達は実在したそうです。彼らの運命を知ると、この作品が放つはかないメッセージに唸ってしまいました。

オスカルさんにはマジええ物見せて頂きました。。。

2008年02月14日

「あかり/光/アート展」

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シオドーメ

先週末松下電工汐留ミュージアムに行ってきましたよ。ルオーが沢山あると何かのパンフレットに書いてあったので行ってみると、まったくルオーとは関係なさそうな和テイストな企画展が行われていた(ちなみにルオーは小部屋が一つあって数点置いてありました)。一瞬しょんぼりしたが気を取り直して入ってみると、これが博物館っぽい面白さで大変楽しめた。

照明具とそれにまつわるポスターやチラシなどの美術が展示されていた。昔の夜の薄暗さが再現される展示室、夜のおでかけに持って歩く小ぶりな行灯、夜中に用を足す時に使う線香花火みたいな「こより」のような物など、当時の生活を想像する事が出来た。現代の夜がいかに明るいかがよくわかった。そら星が見えへんはずやで。

他にも昔の電球やランプの展示、それらの宣伝チラシのイラストの素晴らしさに驚いたり。一番最後の所には桑原弘明さんという方の小箱の中の部屋をスコープを覗いて見る作品があり気に入った。三つのボタンを押す事で、小箱の中の部屋に差し込む光が変化して全く異なる表情になる。いわゆる箱庭的なミニチュア系アートなんですけど、スコープを覗く事で逆にリアリティが増して感じた。

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マツシータ

なんせこのビル自体が松下電工ですがな。下のフロアに家電のショールームがあって賑わってたので入ってみた。サークル状に結構な数が並べてあるマッサージチェアの一つを試してみたら、足や腕の空気圧マッサージ機能などあまりのハイテク進化ぶりにビビった。

15分しっかりコース(うろ覚え)を選び、壮絶な揉み心地に気持ちいいのか苦しいのかよくわからんで戸惑ってたら、担当らしき美しいお姉さんが機能の説明をしに近寄ってきた。丁度そのタイミングで首の後ろを強めに揉まれていて頭がガクンガクンしていたからちょっと恥ずかしかった。

2008年01月28日

ブリヂストン美術館

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ジョギング中の人々

昨日ブリヂストン美術館に行ってきましたよ。本日から展示変えの準備に入るとのことですべりこみセーフだった。展覧会は作品数が多すぎず少なすぎず、内装は部屋ごとに上品に色分けしてカテゴライズされていて、気分転換の効果もあるように感じた。また、絵が部屋の色と同時に思い出せるので、普通に飾ってあるよりも印象や記憶に残りやすいのかもしれない。

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沢山気に入ったけど特にキリコの「吟遊詩人」が見れたので嬉しい。あと牛島 憲之さんの「タンクの道」という作品が気に入ったんですが、買ってきた図録に写真が載ってなかった。

一階のカフェはサービスがきめ細かくてものすごく親切です。カフェだけの利用も出来るみたいですよ。コーヒー、紅茶共にたっぷり目なのも嬉しい。あれ?「地球の歩き方」みたいな文体になってきた(笑)。

2008年01月15日

MOT

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昨日は東京都現代美術館に行ってきましたよ。企画展の宙に浮く巨大なアルミの物体を見てようやく気付いたんですけど、昨年NHKの「プロフェッショナル」でキュレーターさんが出演してた時に出てた美術館だった。

さて、その企画展ですが好きになった作品はいくつかあったが、なぜだか心から楽しめない。理由を考えてみると、、、いくつか思い当たった。

まず受付での無意味な行列。一瞬かなりの行列に見えたが、よく見ると並んでるのは2、30人程度。窓口は三つほどあったと思う。すぐにさばけそうな人数なのに整理係のお姉さんが「4列になって並んで下さい」とおっしゃり、なんともちぐはぐな印象。受付モタモタの原因の一つに、料金のわかりにくさがあるように思う。常設展と企画展の料金が別なのは当然としても、大抵の人は企画展も見るんだから、見えやすいところに大きく企画展の料金も書いておいて欲しい。

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企画展では、体験型作品を見るために10人程度の行列を待たされる事が何度かあったんですが、「白い壁に沿って二列になってお待ち下さい」だの「そこで靴を脱いで少しお待ち下さい」だのと監視員さんの注意が多い。体験型作品が多いんだから順番待ちなどは客同士の良心に委ねてほしい。大混雑時ならわかるんですけど、丁度いい混み具合だったと思うだけに残念です。

常設展や「明日への神話」の展示はとてもよかった。日テレでの展示に比べて巨大さや色の鮮やかさがより実感出来た。この壁画の恒久設置に名乗りをあげてる自治体が渋谷、吹田、広島だそうですが、ぜひ原爆が落とされた広島に置かれて欲しいなあ。

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話は変わってこちらは昨年末行った原美術館。展示品が少なく超コンパクト(ちょっと物足りないかもしれない)ですが、閑静な住宅地にあり雰囲気も良く後味の良いオススメの美術館です。

ところで今夜は噂のMacBook Airが発表されるんでしょうか。

2006年11月29日

ルソーの見た夢、ルソーに見る夢

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先日ルソー展に行ってきましたよ。ルソーと言えば特に熱帯植物シリーズ(?)が印象的ですけど、これらの植物はパリの植物園でスケッチしたものであって、言ってみれば空想上の産物だそうですがな。そこに絵の魅力の秘密がある感じがして、ええエピソードや思います。動物は図鑑使って描いてたそうです。か、かわいい、、、と言っては失礼やろか?(笑)

40歳を過ぎてから絵を本格的に始めたらしく、その気持ちの若さがまた素敵だなと。人から習ってない独学っぽい感じも好きですが、図録にある解説読むともっとルソー好きになりましたよ。彼の人となりが伝わってくるような暖かい視点のナイス解説満載どす。

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この展覧会は日本人画家から写真家まで、ルソーの影響を受けた、もしくは受けたと思われる作品群が展示してあり、ルソーそのものの作品数は多くないけど、非常に広がりがあって楽しめました。

最初は「げっ、ルソーちゃんこれだけけ〜!?」と思ったし、会場でもそういうささやき声が聞こえたけど(笑)、そのハンディと思われる点を逆手にとって、他の画家の力作をうまく揃えて実に見応えがある企画展になってたし、なんといっても魅力的な絵が多かったです。

砧公園内にある世田谷美術館で12/10までです。その後は名古屋、松江で行われるそうどす!

2006年06月25日

Art Forum (shell mix) remixed by boo

07'03" (8.1MB)
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美容師、DJと二つの顔を持つboo氏による、remixの枠を超えたもう一つのArt Forum。ヘヴンリーな美しいトラックはメロディーを見守るように優しく包み、歌を聴かせるポップソングとしても十分に成立していると思う。素晴らしい仕上がりですのでぜひ聴いてみて下さい。

lyrics : K.Kumakura
music : T.Izumi
remix : boo