モア水漏れ その2

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テームズウォーター車。手前にいるのはオーナーさん

そうこうするうちに中年の白人男性のプラマーが来た。きっと彼が何とかしてくれるだろうと皆ホッとした様子だった。しかし専門家の彼でさえも元栓が見つけられませんがな。。。建物内を探すのは諦めて、表の道ぞいにある元栓をいくつか閉めてみても全く止まらない。

続いて水道局のテームズウォーターの人が来たがやっぱり元栓の場所がわからない。最終的にウチのエリアの浄水を供給してる少し離れた場所にあるメインパイプを止めてようやく止まった。

だが、今の状態は関係無い世帯まで断水させている事になる。応急処置が済んだら至急水を戻さなければ、確実に怒りだすやろな、と作業を眺めながら思ってたら案の定ゾロゾロと若い隣人達が表に出て来た。

「急に水が出なくなったけど何かあったの?」と聞いてくるので、お互い自己紹介しながら事情を説明した。何かあったらいつでも言ってくれというマッチョなヤングガイもいたりで皆優しい。ちなみに上の住人にも会ったが「お気の毒に思うよ。。。」と同情されてまいましたがな。とほほ。

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下からの懐中電灯の明かりが見える

とにもかくにも水がようやく止まったので、プラマーはクリニックの天井裏に梯子でのぼり破損している部分を電ノコでカット。続いてウチの側からパイプを外した。この接続部に使われていたサビのついた古パッキンはまた使うそう。マジけ。。。交換用のパイプは街まで出ないと買えないらしく本格的な修理は明日になるそうだ。

結局ここにあった栓が(前エントリー写真参照)ウチの元栓だった事になる。ここより下の部分が水漏れ(銅パイプの一部分が腐食してピンホールが開いてたらしい)していたためにハンドルをひねっても止まらなかったわけですね。下から上の階に向けて浄水が流れていく仕組みになっているので。

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古パッキン。普通交換するんちゃうけ

その後我々が手伝える事は一時的に無くなったので、食事をとったりして次に何かあるまで待機していたのですが、しばらくすると大家さんが血相を変えて入って来た。「あのプラマーだめだ!もっとひどい事になった!!(怒)」。

ヒィー、もう勘弁プリーズと思いながらあわてて下に見に行くと、天井裏から水がボタボタと滝のごとく流れ床まで大洪水状態になっていて絶句した。詳しくはわからんがどうやらプラマーがマズいやり方をしてしまったらしい。こうなると感電する可能性があるので(最初からあったけど)皆手出しが出来ない。

オーナーは青ざめた表情で「ナイトメア。。。」と首を横に振っている。ついさっきまでは、マイ奥さんの事を「彼女が手伝ってくれてほんとに助かった。嫁に欲しいくらいだよ、ワッハッハ」と軽口がたたける程余裕があったんですが今は別人のように完全に凍ってる。気の毒過ぎるぜ。。。ちなみに朝最初にウチに来た上品な女性はクリニックの先生で、当日二時から講演に出かける予定だったらしい。どうりで朝からとてもきちんとした身なりをしてはるなと思った。

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門の前も洪水に

さて、そろそろ夕方になる。夕方から営業を始める1階のインド料理屋のご主人も水が出ないと困ると文句を言ってるみたいだし、朝からのドタバタでみんな疲れている。カットしたパイプの先端を塞いで水を止め、道ばたの元栓を開けて水の流れを戻さなければならない。

テームズはクランプという万力みたいな道具でパイプの先端を締めてから道路にある栓を開ける事を提案してるが、そんなもので激しい水圧を押さえられるのかはなはだ疑問で、水道ホースを指でつまめば水の勢いが増すように逆に激しく漏れ出る事も考えられる。

結果は予想通りでブシュシュシューッ!っと水出まくりですがな。「漏れてる!締めろ!」と叫ばれ慌てて元を締めるテームズ。ちなみにテームズは遠い所にいるので、間に三人ほど立って声出しリレーをしてます(笑)。

最終的にプラマーがパイプを溶接して(初めからやってーな、怒)無事塞いでその日は解散となった。ウチと上の住人はシャワーと飲み水が一晩使えなくなったのであった。

大家さんは夕食を食べに来ないかと言ってくれたんですが、朝から駆けつけてくれた大家さんもお疲れだろうし我々も疲れていたので丁重にお断りして、ここに越して来てちょっとしてから出来た近くの日本料理店に初めて行ってみることにした。

行く時にフラットの門の中から水がドバドバと道に漏れていたので、今日の一件に関係があるだろうと思い大家さんに電話してみたら、大家さんも気づいてテームズに聞いたけど今回の件には関係ないらしいから大丈夫との事だった。ということで久々の日本食を楽しんだのであった。

つづく

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