先週末の日曜朝9時ごろノックの音が聴こえたので起きると、玄関ではなくキッチンの勝手口のすりガラスごしに人の姿があった。ウチのアパート(以下フラット)は表通りに面した玄関と裏通りに出るための勝手口がキッチンにあるんですが、ここを使うのは住人かドロボーしかいないだろう。
どなたですか?と聞くと下のクリニックの人だという。なんとなく嫌な予感が。そして私が現在最も恐怖を感じる言葉をおっしゃった。「水漏れしてるんですけど!」。いつかウチも加害者になるんじゃないかと思ったがもう来たか、、、と気が遠くなりかけたがまだ状況がようわからんのでここは冷静に対応しなければ。
出てみると中国人の女性で、日曜の朝にごめんなさいと低姿勢で上品な方だった。下の階に水たまりが出来るほど水漏れしてるので(ここでまた気が遠くなりかけた)元栓をすぐ閉めて欲しいとの事。
ウチは今まで寝ていて水を一切使っていない事と元栓の場所がわからない事をまず説明し、その場で大家さんに電話した。すぐこちらに来てくれる事になったので到着次第一緒に下に行く事を女性に伝えた。ちなみに大家さんはロンドン在住20年以上の日本人なんですが、ご夫妻でとてもよくして頂いてますねんで。
大家さんが到着後まずウチのシューっと異音がしてる部分の床板を手でバキっと剥がした。電話のジャックや電気メーター、ヒューズがある部分の下の方から音がしていて手をかざすと上にも水しぶきが飛んで来ているが、水漏れ場所はもっと下にあるらしく床をブチ破りでもしなければどこにあるか特定出来ない。
「これは下からでないとわからんな」と大家さん。「ほんと水漏れ続きで迷惑かけてごめんな。ひょっとして水難の相でも出てるんじゃないの?ガハハハ!」言われましたがな(爆)。おれも「いや大家さんの責任でないですから。まあ、水難の相は出まくりでしょうね。ウケケケケ!」ともう捨て鉢になってきた。
下に行くと、クリニックの患者さん二人とオーナーの初老の英国人男性がいた。顔は見た事があったが実質初対面なので自己紹介を済ませてからウチの状況をオーナーに見せて確認してもらった。とりあえずウチの不注意が原因で無かったのは伝わったようだ。
また下に行き漏れている水をバケツにすくいあげるのを手伝う事にした。すでにクリニックの患者さん二名が手伝っていた。おばちゃんと若い女性で、若い人の方は日本語が少し話せたので色々訳してくれて助かった。
一度ウチに水対策用グッズを取りに戻り手伝った。しかし元栓が止まるまで永遠にこの非効率な作業をやる事になる。まだ元栓がどこにあるか見つかっていないのであった。唯一の救いはこれ以上は下に部屋や地下室が無い事だった。
クリニックのオーナーさんいわくプラマーが30分ほどで来るらしい。ほんまにちゃんと来てくれればええけどアテならんやろな。ああ、今日は午後からウェンブリーのIKEAに行く予定だったが無理やな、、、と諦めた。
つづく

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