Shun-Kin

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Barbican内のロビー

ロンドン在住7年のマイ後輩Kに勧められて、深津絵里さん主演の舞台"Shun-Kin"(邦題は「春琴」)を一昨日観て来ましたよ。場所は「バービカン」という日本のノンアルコールビールと同じ名前やけど、ホールなどがある文化施設で、半年前の渡英時にひと月住んでたウイークリーホテルの真ん前ですねん。

イギリスの演出家サイモン・マクバーニーが谷崎潤一郎の小説「春琴抄」と「陰翳礼讃(いんえいらいさん)」という随筆をモチーフにして構築したストーリーなそうなんですけど、冒頭から演出が素晴らし過ぎて圧倒されっぱなしでしたがな。

舞台上に目立つ大道具を置かず、出演者が自分の役の演技をしつつ、小道具を使って舞台演出にも一役買うという工夫に満ちた構成になってて、大半の出演者が舞台にほぼ出っ放しですねん。自分が物語の中心にいない時にも何かやっているし、目線にも最大限の配慮がされていたのか進行具合を確認するように目で追ったりもしないので、観ていて冷める部分が無かった。

光と陰を使った表現や、三味線一本で表現する音楽と効果音なども素晴らしく、うう、、、スゴイ、、、ゴ、ゴイス、、、と唸らされました。

深津さんは一人三役(声優、人形遣い、本人の演技)みたいな感じだったので、なんぼなんでも難し過ぎる役なんちゃうけ、、、と心配してもうたんですが、見事にこなしてて感動しましたよ。

マイ後輩Kいわく、なんでも英国メディアのレビューがいまいちだったそうなんですね。自分を犠牲にして他人に尽くすような話なので、自己を中心とした西洋では取っ付きにくい概念なのかな?と思ったみたいです。なるほど。。。そういう見方も面白いなと思った。確かにストーリーや設定が人を選ぶかもしれませんね。

メディアはさておきお客さんは外国人(ってほんまはおれか)もとい現地人らしき人達が多く、皆さん楽しんでたみたいです。私も鳥肌がゾワワワとたちました。カーテンコールも3回ほどありましたよ。

ロンドン公演は明日で終わりですが、もっかい行こかな(笑)。日本では東京で来月やるそうですよ!

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