七日目

シドニーから西へ約100キロの距離にある世界遺産ブルーマウンテンズ国立公園へ日帰りで行く日本語のツアーに参加。朝7時半ごろホテルに迎えのマイクロバスが来た。ウチがルート的に最後だったらしく既に10名くらいの参加者が乗っていた。40代半ばくらいの男性日本人ガイドさんはこちらに住んで20年以上になるという。

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シドニー郊外へ出てハイウェイを走り出すと道路に沿って青く細いラインが引いてある。シドニーオリンピックで尚子ちゃんが走ったラインです、とガイドさん。おお、実に粋なメモリアルだと感心したが、高橋選手の足跡をなぞったわけでなくマラソン当日の誘導用だった。当たり前か。。。オリンピック後しばらくは白線と間違う事故が相次いだそうどす。

さらにガイドさんはオーストラリアの深刻な水不足について語る。ずっと前から問題になっているのに、水が少ししか出ないようにする部品を各家庭に配布したりと妙策ばかりで、根本的な解決策を考えようとしない、と苦笑していた。そういえば汚水を濾して飲用水にするとかしないとか帰国後ニュースで見た。おれ知らずにシャワーとかガンガン浴びてましたよ。。。

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キングステーブル

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安全な姿勢

車がブルーマウンテンズ地帯に入るとまずキングステーブルという断崖絶壁に立ち寄った。高所恐怖症だというガイドさんは注意事項をこれでもかーと言うくらい繰り返すが、あと一歩後ろに下がれば落下という位置でピースして記念撮影するギャルズや、崖っぷちに座って足をブラブラさせて気持ち良さげなおじさんがいる。「ああ、そんなとこまで行かないで!あぶないな、ああもう!」とガイドさんは狼狽していた(笑)。

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その後ワンブロックしかないという途中下車して歩いてみたくなるかわいらしい町ルーラを経由して、エコーポイントという展望台へ到着し20分間の自由行動となった。

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ほんとに青い

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世界遺産の解説とユーカリ

素晴らしい見晴しだった。ブルーマウンテンズという名の由来は、ふもとに広がるユーカリの樹海から蒸発して空気中に霧のように漂う油分が、光に反射して青く見えるからだそうで本当に青く見える。スリーシスターズと呼ばれる三人の姉妹が岩に姿を変えたという伝説がある三つの奇岩を眺める事が出来た。

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左上にスリー・シスターズ

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すぐ近くまで行く事も可能(クリックで一番左の岩近くに人が見える)

エコーポイントの次はシーニックワールドへ。向かう車中で乗り物や集合場所の説明をされる。各乗り物のチケットはツアー料金に含まれておらず、希望者は別料金を払って乗る。高い所がどうしてもダメという人は無理に乗らなくて済む良心的プランというわけだ。殆どの人が乗るらしく是非乗るように勧められた。

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シーニックワールド入り口

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表情豊かなスリーシスターズの像

シーニックワールドでは最大傾斜52度(ギネス記録)のトロッコ列車や、動き出すと床の中央部分が透けるハイテク恐怖仕様のロープウェイ、もう一つのロープウェイと景観の素晴らしさも高所感も抜群の三種類の乗り物に乗る事が出来る。全部乗れるパスポートをガイドさんがまとめて購入して、最初に乗るロープウェイが到着する場所で各自に手渡してもらい改札を抜ける。

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せまい

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こんな風に葉が覆っている

トロッコは頭がぶつかりそうなほど窮屈で天井の低い車内に座らされ、インディージョーンズのテーマがかかったと思ったら、ほとんど落ちるという感覚で走り出した。キャーという声が聴こえる。私も相当な高所恐怖症ですが、木の葉が視界の大部分を覆っていたからかあまり恐くなく楽しめた。床が透けるロープウェイの方が恐かった。

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トロッコ駅が遥か下に

トロッコで降りた後は、炭坑の跡地などがある植物豊かな遊歩道を歩いた。人間の体温が影響するので植物に触らないでと注意が書いてあった。本来はハードなハイキングコースがあったり、長い階段があったりと地形を生かして色々あるらしいんですが、我々のツアーは乗り物をフルに使い、肉体的にハードな所は全部外してありました。遊歩道を歩いた後、大きなロープウェイでトロッコ駅を見下ろしながら戻った。

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触るおれ

シーニックワールドを出るとシドニー方面へ戻りつつ、ツアー最後となるフェザーデイル・ワイルドライフ・パークでコアラとの対面。コアラは繊細でむやみに触るとストレスで餌を食べなくなって死ぬ事もあるそうで、抱く事を禁止している地域もあるそう。この動物園では係員がいて触らせてくれるコーナーがある。コアラを生で見たのは多分初めてだと思うが確かに愛らしい。ひっきりなしにユーカリの葉を頬張っている。触ってみると毛はゴワゴワと固いカーペットみたいな感触だった。

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触った後にクンクンと手を嗅いでみたが(笑)獣臭くなかった。ユーカリ精油はアロマテラピーに使ったりするのでなんとなく納得。昔、奈良の鹿をかわいいなと触って、強烈な獣臭が手についてしばらくとれなかったのを思い出したのであった。

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ツアー終了後、参加者をそれぞれホテルもしくはルート上であれば希望の場所まで送ってくれる。クレジットカードが車で使えなかったため、ダーリングハーバー近くのツアーを運営する土産物店まで乗せてもらって支払い、ツアーは無事終了。まだ4時過ぎだった。

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ダーリングハーバーまで歩いて行きカフェで休む事にした。小麦色に日焼けした笑顔がナイスな東洋人のウェイトレスさんに席を案内してもらいメニューを見てると、テーブルに置いていた日本語のガイドブックに気づいて「日本の方ですか?」と聞いてきた。

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ワーキングホリデーで滞在しているそうで、シドニーと同じ港町の横浜出身なので違和感がなくとても楽しいという。確かにこちらに馴染んでるように見えた。というか、こっちの人と思ってた。冷たい物が飲みたかったので、いわゆる日本的なアイスコーヒーを注文したらメニューに無いのでロングブラックに氷を持ってきてくれた。シドニー式アイスコーヒーの話を聞いてみると、やっぱり大抵の日本人は驚くらしい。

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カフェを出てアウトバックセンターへ。2度目になるディジュライブは、日本に帰ってからの教材にしたいのでビデオに完全収録した。このプレイヤーさんに専門店を教えてもらったわけどす(前回レポご参照下さい)。

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テラス席は風が強くメニューが吹っ飛んで行くことも

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店の外まで賑わっていた

晩はガイドさんオススメのThe Rocksにあるビアホール系レストランへ。翌日行く事になるディジュ専門店のすぐそば。感じのいい店員さんばかりで料理も美味しかった。

ということで、あと少しでシドニーレポは終わりどす。その後マイ・ディジュにクラックが入って修理したり、水道管で自作ディジュを作ったり、練習に苦しんだりとディジュネタは元気に増殖中なんですが、シドニーレポが終わってから書こうと思います。

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